10/17(金) 山上 渡 × 金 理有 × モデレーター山越紀子
10/19(日)
藤森照信 × ローランド・ハーゲンバーグ
藤森 照信、ローランド・ハーゲンバーグによる特別セミナー開催!
藤森 照信(ふじもり てるのぶ)
1946年長野県生まれ。東北大学、東京大学大学院に進学。その後、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残し、2010年3月まで東京大学生産技術研究所教授、同年4 月より工学院大学建築学科教授を務めた。 建築家としては故郷・長野県茅野市で神長官守矢史料館(1991)を設計しデビュー。自然素材や植物を用いて、独創的な建築を創り続けている。 また、藤森、友人、施主からなる「縄文建築団」が建築施工に参加し手作りすることも特徴。『ニラハウス』で1997年に第29回日本芸術大賞、『熊本県立農業大学校学生寮』で2001年に日本建築学会賞(作品)を受賞。2006年の第10阿ヴェネチア、ビエンナーレ建築展では日本館のコミッショナー(兼出品者)に就任、自身の建築と、路上から観察できる森羅万象を対象とし、 本来の意図とは異なる無用の「美」を採集する路上観察を紹介、「フジモリ」の名を世界に知らしめた。 九州にも『一本松ハウス』(福岡)、『ラムネ温泉館』(大分)等が建てられており、縁の地での展覧会となる。
ローランド・ハーゲンバ−グ(Roland Hagenberg)
作家、写真家、映画監督のローランド・ハーゲンバーグは、オーストリアのウィーンで育ち、現在東京在住。彼のストーリーは、ヴォーグやアーキテクチュラルダイジェストなどの雑誌で紹介されている。80年代の間に、彼はニューヨークのアート界を文書化した。カレル・アペル、マーティン キッペンベアガー、ジャン・ミッシェル・バスキアなどのようなアーティストとの本のプロジェクトに協力。ハーゲンバーグは、複数のビデオ・ドキュメンタリーも監督した。彼の著書「24人の日本の建築家」の本は、広く英語、日本語、中国語で出版されている。2010年にハーゲンバーグは、オーストリアの作曲家フランツ・リストの生誕地であるライディングに、マイクロハウスを建てるために10人の日本建築家に請った。2013年、第1作目の藤森照信「鸛庵」が完成。彼の最近の展覧会、「ジャン・ミッシェル・バスキア:ローランド・ハーゲンバーグによる写真展」が、ミュンヘンの現代美術、アートクラブ・アルテンポで行われた。