Hold the Mirror up to nature いまアートの鏡が真実を映す。

1F 博物館明治村展示


10/16 - 11/9[23日間]

特別開館:11月14日、15日、16日


Peatix

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※ 観覧日当日も購入可
※ コンビニ / ATM でのお支払いは前日まで。



11月7日をもちまして
「BEAMS店舗」「ぴあ」での
新規販売は終了いたします。


11月8日以降(8日・9日・14日・15日・16日)の新規チケットの販売は、 「Peatix」と「会場受付での当日券販売」合計定員400名/日のみとさせていただきます。チケットの詳細はこちら。


Seminar-セミナー-

THE MIRROR 特別セミナー
期間中特別トークやワークショップ、パフォーマンス等をお楽しみ頂けます。





※ 特別セミナー、イベントチケットをご予約のお客さまは、当日に限り終日展覧会をご高覧いただけます。(再入場不可)

Access-アクセス-

〒 104-0061 東京都中央区銀座4-3-6
名古屋商工会館

東京メトロ 銀座駅 徒歩1分

東京メトロ 銀座一丁目駅 徒歩4分

東京メトロ 東銀座駅 徒歩5分

JR 有楽町駅 徒歩5分

同時開催 特別展示

博物館明治村開村50周年記念『デザインの黎明』

 

明治村

入場無料

主催:博物館明治村
会場:THE MIRROR 1階

 

来年、開村50周年を迎える博物館明治村は愛知県犬山市に位置し、明治建築を保存展示する野外博物館です。明治時代は我が国が門戸を世界に開いて欧米の文化と制度を取り入れ、近代日本の基盤を築いた時代で我が国の文化史上極めて重要な位置を占めています。建物のほか、貴重な歴史資料の収集・保存・管理を行っており、今回はその中からかつて日比谷にあった「鹿鳴館」の家具ならびに宮廷家具を展示し、黎明期のインテリアデザインを紹介します。

 


今日の日本の豊かさの礎となった明治時代。人々が暮らす環境も大きく変化しました。博物館明治村では多くの家具を収蔵しています。その中でも特に、文明開化の象徴と目される「鹿鳴館」や近代洋風宮邸の嚆矢とも言われる「有栖川宮邸」、明治宮殿で使用された日本の家具受容の第一世代の家具、そしてそれに続く武田五一や遠藤新など日本のデザイナーによる家具を展示いたします。これまで明治村以外の場所で展示される機会の少なかったこれらの家具を紹介することで、人々がどのように西洋の文物を受容し、それを消化し、自分たちのものとしていったか、特にインテリアを通して、黎明期の日本のデザインを辿ります。

 

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鹿鳴館で使用された小椅子
明治16(1883)年、不平等条約改正を目的に、お雇い外国人でイギリス人建築家のジョサイア・コンドルによって建てられた鹿鳴館。その中で使用された家具類はコンドルのふるさとイギリスで19世紀中ごろから大流行したバルーンバックスタイルに日本の伝統的な漆・蒔絵で装飾がなされた、まさに洋の「東と西」が融合した明治という時代を象徴する家具です。

 

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有栖川宮邸の椅子
明治17(1884)年に鹿鳴館と同じくコンドルによって設計された宮邸。有栖川宮邸は霞ヶ関に建てられ、有栖川宮家が絶えた後、「霞ヶ関離宮」として用いられましたが、残念ながら戦争で焼失した建物です。有栖川宮がコンドルの弟子片山東熊を従え、欧米の宮殿などを視察した上で、建てた本格的洋風建築の宮家住宅です。この椅子は1階の舞踏室で使用された家具で、昭和初期に発行された「明治工業史」の図版にも掲載されている、国内の洋風家具の受容の嚆矢ともいわれる貴重な家具です。

http://www.meijimura.com/