
土屋公雄
Kimio Tsuchiya
1955年福井市生まれ。現在千葉県柏市の森の中にアトリエをかまえ、「所在」や「記憶」をテーマに、解体された家屋の廃材や灰を素材とした作品は国際的な現代美術展へも数多く出品。さらに世界各地より招待され、その土地や人々の記憶を刻むパブリックアートなどの彫刻作品を制作。国内では東京空襲犠牲者追悼の平和モニュメントや、東京駅正面の丸ビル・エントランスに設置されたモニュメント制作でも知られている。近年は「場」や「地域」の歴史・文化や環境に関わる、サイトスペシフィックなアートプロジェクトを展開している。現在、愛知県立芸術大学教授、武蔵野美術大学客員教授、日本大学芸術学部客員教授を務めている。
3階 THE MIRROR作品について/清水敏男
作家名: 土屋公雄
記憶を可視化する作家である土屋公雄はここでは305号室で行われ他であろうかつての会議を再現した。しかしここでは歴史は昇華され、会議は天上で行われている。建物の記憶はすでに過去の、忘れられつつある膨大な情報のなかに漂っている。
セミナー
■ その他
11/1(土) 土屋公雄 瀧健太郎
「未現像の記憶」
UNDEVELOPED MEMORY
2002
サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)
「揺れ動く境界」
SHIFTING BOUNDARY
2000
ヘルシンキ・テ―レ湾(フィンランド)
「永劫」
ETERNITY
1990
ヴァシィビエール現代美術センター(フランス)
「覚醒する時間」
TIME AWAKENS
2003
発電所美術館(富山)
http://www.kimio-tsuchiya.com/