10/17(金) 山上 渡 × 金 理有 × モデレーター山越紀子
11/8(土)
秋華洞 田中千秋 × 山本豊津
田中千秋(秋華洞) × 山本豊津による特別講座シリーズを開催します。
講座 Ⅲ
書と生活 − アートとしての書
講座内容 いわゆる「くずし字」の美しさを、実例となる書画実物を紹介しながら解説し、日本人のルーツを探っていきます。 1900年。文部省は多様な「かな」を廃止し、いわゆる「平仮名」を48種のみに絞りました。以来、日本人は明治まで千年続いた「かな」文字の伝統を失ってしまいました。しかし「かな文字文化」は今も私たちを魅了し、そこに日本人の大事なDNAが宿っている事に気づかされます。「文字」と「ひと」との繋がりの回復の道はあるのか。そこを一緒に考えて参りましょう。
田中 千秋(たなか ちあき)
昭和40年 京都生。書画商の老舗「思文閣」の家に生まれる 昭和64年 東京大学文学部心理学科卒(入学時は理一) 大学卒業後、自主映画を制作、その後共同体で農業に携わる。30代はSEとして業務ソフトなどを開発。 平成15年 思文閣東京支店長の父親と共に美術商「株式会社秋華洞」を設立。 平成16年 ぎゃらりい秋華洞を銀座6丁目に開業。 平成22年 書道史家の角田恵美子先生を講師に招き「銀座くずし字解読講座」をスタート。
山本 豊津(やまもと ほづ)
日本で最初の現代美術の企画画廊「東京画廊」の創始者である山本孝の長男。 武蔵野美術大学建築学部卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、1981年より東京画廊に参画、2000年より代表を務める。日本洋画商協同組合理事。全銀座会催事委員会委員。アートフェア東京ボードメンバー。対馬アートファンタジア企画委員。 世界中のアートフェアへの参加や、展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを積極的に手がけている。 その他、若手アーティストの育成や大学・セミナーなどで学生への講演等、アート活性に幅広い領域で活動している。